2018/12/10号 |
2025年大阪万博 決定 |
誘致活動が実る |
2025年の国際博覧会(万博)の開催国を決める博覧会国際事務局(BIE)総会が11月23日、パリで開かれ、日本がロシア、アゼルバイジャンとの熾烈な誘致競争に勝ち、万博開催の権利を手にした。同18日にパリに入り総会前日まで誘致活動を行ってきた大阪商工会議所の尾崎裕会頭は誘致決定の瞬間、世耕弘成経済産業相や松井一郎大阪府知事、吉村洋文大阪市長らと喜びを分かち合った。大阪市内のホテルには西村貞一・古川実・立野純三の各副会頭、鴻池一季・寺内俊太郎の両常議員をはじめ誘致関係者約300人が集結、日本勝利の報に会場全体が歓喜の渦に包まれた。 |
万博誘致議連が総会 首相に開催決定報告 |
超党派の国会議員で2025年万博の誘致活動に取り組んできた「2025年大阪万国博覧会を実現する国会議員連盟」(会長=二階俊博衆議院議員)の総会が11月26日、東京都内で開かれ、二階会長は「誘致に成功したがここからが本番。素晴らしい万博を実現するために皆さんからアイデアを出してほしい」とあいさつした。 |
先端技術の実証実験 万博を集大成の場に |
尾崎会頭が記者会見 |
2025年万博の日本開催決定を受け、大阪商工会議所の尾崎裕会頭、関西経済連合会の松本正義会長、関西経済同友会の黒田章裕・池田博之両代表幹事が11月28日、大阪市内で記者会見を開いた。 |
会頭コメント |
2025年国際博覧会の誘致実現について |
BIE(博覧会国際事務局)総会において、2025年国際博覧会の開催国が日本に決定し、万感胸に迫る思いである。と同時に、開催国に選ばれ、博覧会を成功に導かなければならない重責を、強く感じている。 |
マクロミクロ ――― 意外な共通点 |
12月、待ち遠しい季節がやってきた。どのスポーツについても言えることだがスキーの世界でも、道具の進化は著しい。扱いやすくなっただけでなく、技術レベルや目的に応じて好きな道具を選べるようになった。スキーは高い場所から低い場所へ移動するスポーツ、言葉にすれば簡単だが奥は深い▼道具が進化しても自然が相手なのでいつも気持ちよく滑らせてくれるとは限らない。急斜面や不整地、スキー場ではよく遭遇する環境、これらの斜面ではターン前半からしっかり板を動かすことが大切。ターン前半で方向づけをし、場合によっては強めの抵抗をかけるなどターン後半に余裕を持たせたい▼仕事においても同じことが、急速な技術革新により、業務内容だけでなく働き方そのものが変わってしまった。使える手段は増えたが、どの環境でどの手段を使うかの選択も重要になってきた▼困難な仕事や初めての取り組みに対しては、早めの準備と段取りが欠かせない、不足の事態が生じても立て直しがきくし次の一手を打ちやすい。分かってはいても年々体がついて行かない。気がつけばシニア券を使える年齢になっていた。(K) |
第3回大阪サクヤヒメ表彰記念フォーラム |
大阪商工会議所は来年2月6日、「第3回大阪サクヤヒメ表彰記念フォーラム」を開く。 |
講演会 |
「五代友厚と堂島米市場 〜堂島米市場の繁栄から大阪経済の近代化をひもとく〜」 |
大阪企業家ミュージアムと大阪取引所は来年2月7日、江戸時代に世界初の先物市場として大阪に設立された「堂島米市場」と大阪経済の近代化をけん引した五代友厚にスポットをあてた講演会「五代友厚と堂島米市場 〜堂島米市場の繁栄から大阪経済の近代化をひもとく〜」を開く。 |
大阪ガス、タブチ、日立造船 |
実証フィールド提供へ |
大阪商工会議所が大阪府、大阪市とともに構成する「実証事業検討チーム」は今年7月から、「企業間連携による実証事業支援」を開始しており、このほど、自社の保有する施設、スペース、データなどを実証のためのフィールドに提供する賛同企業の第1弾として、大阪ガス、タブチ、日立造船の3社が参画することになった。 |
シリコンバレー人脈中心に |
相互交流の場 創設 |
大阪商工会議所と大阪工業大学が設置・運営する都心型オープンイノベーション拠点「Xport」(クロスポート)はこのほど、米国シリコンバレーの駐在経験者を中心に、大阪・関西で新規事業開発を目指す人たちが相互交流できる場(コミュニティ)として会員制の「シリコンバレー流☆創発コミュニティ」を設けた。 |
自治体と産業界の連携強化へ |
京阪神の3商議所 ライフサイエンス振興懇 |
「京阪神三商工会議所ライフサイエンス振興懇談会」が11月22日、大阪商工会議所で開かれた。これは京阪神三商議所のライフサイエンス分野担当の会頭・副会頭で構成され、関西のライフサイエンス産業振興のために定期的に開いており、今回で7回目。大商からは手代木功副会頭が参加した。 |
医療機器企業への売り込み商談会 |
参加を募集 |
大阪商工会議所は近畿経済産業局と共催で、来年2月5日、大商で「第11回医療機器企業への売り込み商談会(部素材・技術編)」を開く。これは、医療機器分野への参入を目指すものづくり企業(売り手企業)が持つ高い技術と、部素材・技術ニーズを持つ医療機器メーカー(買い手企業)のマッチングを目的とするBtoB商談会。11月に開いた「製品・試作品編」に続いて今年度は2回目となる。 |
リハビリ現場からニーズ |
大阪医療センターを見学 |
大阪商工会議所は11月19日、医療機器ビジネスの支援事業の一環として大阪医療センターで病院見学会を行った。これは大商と同センターが今年3月に結んだ連携協定に基づき実施したもので今回が2回目。 |
大商創立140周年 感謝のメッセージ掲出 |
大阪商工会議所は創立140周年を記念して、11月19〜25日、広く「感謝」の気持ちを伝えるメッセージ広告を掲出した。大阪・梅田、なんば、阿部野橋など大阪市内の主要ターミナルの7カ所のデジタルサイネージに、大阪の皆様への感謝のメッセージと五代友厚初代会頭の言葉を掲出。大商創立の精神に立ち返り、その意思を未来へつなぐメッセージを伝えた。 |
なにわなんでも大阪検定 第10回に2592人合格 |
テーマは「大阪の万博」 |
大阪商工会議所は10月21日、「大阪の万博」をテーマに実施した第10回「なにわなんでも大阪検定」の試験結果を発表した。 |
ポスター展の全集発刊 |
人気投票結果も発表 |
大阪商工会議所都市活性化委員会(委員長=錢高一善・錢高組会長)はこのほど、「大阪検定ポスター展2018全集」を発刊した。同冊子には、大阪検定ポスター展2018に協力した大阪の鉄道会社10社(JR西日本、Osaka Metro、近鉄、南海、京阪、阪急、阪堺、阪神、大阪モノレール、北急)の各駅に掲出した1駅1枚のユニークなイラストポスター全80枚を掲載。旭屋書店、紀伊國屋書店、丸善ジュンク堂書店の一部店舗とECサイト「検定、受け付けてます本店」(https://shop.kentei-uketsuke.com/)で販売している。価格は926円(税別)。 |
地域に密着 ――― 支部の活動 |
◆新規顧客開拓と商談・プレゼン成功の秘訣※ |
数字に強い人材を育てる |
第24回ビジネス会計検定試験 年末から申し込み開始 |
優良商工従業員279人を表彰 |
真摯な努力と社業への貢献たたえる |
大阪商工会議所の優良商工従業員表彰式典が11月16日、大商・国際会議ホールで盛大に執り行われた。 |
ファッションのものづくり発信 |
イノベーション展 産学コラボ企画が好評 |
大阪ファッション産業振興フォーラム(斑目寿明・大阪商工会議所繊維部会長)は、産学連携による商品開発や企業展示などでファッションのものづくりを発信する「ファッション・イノベーション展」を11月28日、オーガニックスペース(大阪市中央区)で開催し、延べ428人が来場した。 |
大阪発デザイン性高い商品 |
百貨店での販売に手応え |
大阪商工会議所は11月21〜27日、「第3回大阪クリエイトフェア」をあべのハルカス近鉄本店(大阪市阿倍野区)で開催した。これはデザイン性の高い大阪発のリビング製品や服飾雑貨を一般消費者向けに販売することで、大阪らしいライフスタイルを発信し、創造力にあふれデザイン力の高い関連事業者の販路開拓、企業成長を支援するもの。今回は、応募総数全49社から審査で選ばれた、在阪の生活雑貨製造業者・卸売業者・小売業者、大阪にゆかりのあるメーカーやプロダクトデザイナーなどが企画・製造に携わる26社が出品。 |
大手バイヤーと商談会 |
売り手側758社参加 |
大阪商工会議所は11月15日、「第22回買いまっせ!売れ筋商品発掘市」を大阪府立体育会館(大阪市浪速区)で開催した。 |
資金の借り入れ「6割超が十分」 |
消費増税で資金需要増の声も |
大阪商工会議所はこのほど、「中小企業の資金調達に関する調査」結果を発表した。この調査は11月8〜26日、会員の中小企業2789社を対象に実施。307社が回答した。 |
パナソニック創設100周年 |
幸之助氏をテーマに講演会 |
大阪企業家ミュージアムは来年2月20日、講演会「松下幸之助の目指したもの 〜A Better Life, A Better World〜」を開く。 |
情報セキュリティ対策の最新情報 来年1月、講演会 |
大阪商工会議所西支部(支部長=西川典男・丸十服装顧問)は来年1月24日、経済講演会「情報セキュリティ対策―最新事情〜ますます巧妙になる犯罪の被害者にならないために」を開く。 |
心と体の健康管理セミナー 来年2月20日 |
大阪商工会議所北支部(支部長=寺内俊太郎・大阪冶金興業社長)は来年2月20日、経済講演会「経営者と従業員のための心と体の健康管理セミナー」を開く。 |
有休義務化への対応を |
人事労務・メンタルヘルス対策相談 |
国の推進する働き方改革の一環として、来年4月からすべての企業において、年次有給休暇の時季指定が義務化される。 |
容器包装リサイクル法 |
再商品化委託の申し込み受け付け開始 |
大阪商工会議所は、日本容器包装リサイクル協会の委託を受け、12月10日から容器包装のリサイクルに関する相談と平成31年度再商品化委託申し込みの受け付けを行う。 |
経営課題の解決に |
課題別の専門家派遣事業を実施 |
大阪商工会議所は、大阪府内の中小企業を対象に、様々な経営課題の解決を支援するため、課題別の専門家を無料で派遣する「専門家派遣事業」を実施している。 |
竹内謙礼氏セミナー 来年のビジネス予測 来年2月1日 |
大阪商工会議所は来年2月1日、毎年好評の「2019年商売繁盛のためのビジネスキーワードセミナー」を開く。 |
プライムリゾート賢島 |
ゴールデンウイーク予約受け付け開始 来年1月1日から |
大阪商工会議所は福利厚生支援メニューとして、会員限定で「宿泊優待サービス」を実施している。このほど、提携施設「海辺ホテル プライムリゾート賢島」のゴールデンウイーク期間(来年4月27日〜5月5日)の予約をホームページ(http://www.osaka.cci.or.jp/yu-hotel/)で受け付ける。 |
◆年末年始の休館 |
大阪商工会議所(支部を含む)は、12月29日〜1月3日、休館します。 |
2018.12.10 Copyright(C) 1996-2015大阪商工会議所 |